コメントを引き出せ、さもなくば、ぶたを降らせよ

diary
毎日、三行日記がある。

息子(8)と娘(9)の学校の宿題。

宿題ノーチェックの怠け者母が、一年ぶりに覗いてみたら

それは・・・娘のそれは、おやつ日記だった・・・。

「おやつにチーズパンを食べました。外側はもちもちのパンで中はチーズのクリームでした!おいしかったです。」

「ママがおやつに「究極の比率」という5種類のチーズをつかったチーズケーキ?クッキー?みたいなものを買って来てくれました。おいしかったです。」

「今日は、おやつにホワイトデーにもらった可愛いチョコレートを食べました。とくにお気に入りなのは、紅茶味でまだ1つとっておいてあります。」

保護者チェックをさぼっておきながら、保護者面して、

「あなた、おやつログ取るのもいいけど、おやつ以外のことも書きなよー」

といってみた。

娘は「だって、毎日そんなに書くことないんだもーん」とな。

まー、わからんでもない・・・。

〈コメントゲットだぜ〉

そこで

「じゃあ、先生がコメント書きたくなるような三行日記、書けばー?

(今日、空からぶたが降ってきました。)とかさー」

と保護者らしく提案してみた。

提出した日記は、先生の丸やチェックだけのことが多いのだが、
たまに一言コメントが入っているのだ。

コメントがあると、子どもらは嬉しいらしい。そりゃそうだよね。

提案は、娘に「いいねぇー、そうしよう」と採用され、

それ以来、先生がコメントしたくなるネタを拾っては三行日記を書いている・・・らしい。

相変らず、おやつ日記も多いらしいが、「食べてみたい!」とコメントさせる工夫をしてみたり、

朝の連ドラ「花子とアン」ネタは、コメントしやすいらしい、とか趣味嗜好にあわせたり・・・。

まぁ、ネタ探しが楽しくなったのは良かったね。

子どもらが、「日記に書くことないよー」とグダグダ言ってると、

「じゃあ、「今日、ぶたが降りました」って書きな、ねぇ、書きなよー、
ママ書いてあげてもいいよー」と

『はれときどきぶた』現象の再現実験を執拗にせまる母がいるので

多分、それが嫌で自主的にネタを探しているんだけどね。

グズらないで宿題やるのは有難いけど・・・
グズってやらないタイミング、実は密かに狙ってる。

だから、そう・・・

東京の空から、ぶたが降った時、それは彼らが日記を母に乗っ取られた時・・・。