自分がやれるトコ、コト、ドコ?

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photo credit: geezaweezer via photopin cc
子どもらにお手伝いなどをするとポイントをあげて、独自サービスやら小物やらと交換できるようにしている。
(詳しくは、過去記事「ギフトを贈る、を獲得する」)
ポイント制を導入して暫くすると、娘(8)が弟や妹を相手に教室を開き、娘独自のポイントを発行しだし、それを真似て息子(7)も妹に対し独自のポイントを発行しだし、娘(4)はぬいぐるみ達相手に独自のポイントを発行しだした…
家庭内で、地域通貨発行者が乱立(笑)
なんだよぉ、なんだよ~
ママのポイントの価値がっ、
希少性が薄まるじゃないかよぉ…
そこで、大人力発動w。ぼぉーん。
最初は、 1ポイントごとに、小さなひよこのスタンプを紙に1つ押していたのだが、ポーカーで使うチップに変更。
ふっ、こういうのも大人買いの一種かしら。
日々、智恵を使う子らに小銭を使って対抗するセコイ大人、
そう、それが私ですの。オホホホホ、何とでもお言いw…
おかげで、ぐーんと希少性UP、形も本物のコインに近付いたこともあり、威力が増した。

〈ちいさな行商人〉

すると、今度は簡単なお手伝いしかできず、常に小さくしかポイントをゲットできない一番下の娘(4)が息子(7)とタッグを組んで絵本を制作。
母の元に「本屋さんでーす」と訪問販売に来た!w
我が家の洗濯物は大量。
たたみ、しまう手伝いは三つの係りに分かれている。
一番目はハンガーや洗濯鋏から服を外し3人に仕分け、自分の服とバスタオルや母の服もたたみしまう係り。
二番目は、自分の服と中位のタオルと父の服をたたみしまう係り。
三番目は、自分の服と台布巾をたたみしまう係り。
大変さや難易度が違うので、もらえるポイントも30、20、10と差がついているのだ。
娘(4)は、まだ洗濯鋏を速く外したり、大人の服をうまく畳めないのでいつも三番目の係り。
「娘ちゃんももっと難しい係りが出来たらいいのに…」と度々口にしていたが、洗濯物たたみ市場をあきらめ、別のフィールドで勝負にくるとはお主、なかなかやるなっ。
しかも、物語を作れないから兄に書かせて、共同制作するあたり、末っ子だね~。
ページ数も多く、二人がイラストを仲良く描き分けているなかなかの力作だったので、
思わず、母は、その小さな行商人から絵本をお買い上げ。
しかし、それに味をしめた娘(4)が、またすぐに速成した雑な作品を持参したので、
「えー、そんな本は買えないな~、何で買ってもらえないか、考えてみなよ~
娘ちゃんよ、世間の風は冷たいのよ、ぴゅるり~、ぴゅるりらら~。」と
両手で風を送りつつw、突き放す・・・。
下手なフラダンスのように、両手をひらひらさせる母をじっと見つめていた娘は、
姉のところへ走って行った・・・。
自分のやれる所や、やれる事を必死に探すだけじゃなくて、協力者を常に引っ張ってくる娘(4)、
奴は、母より上手だな…。
次の手は、どこに打ってくんのだろうか…。
えぇーい、どこからでもかかってこぉーい!