子の心親知らず?

高校生の時、スイスに住む伯父の家に滞在してスイスやイタリアの彼方此方に連れて行ってもらった。

途中、伯父が「もっと貪欲に色々見て、色々感じろ」といら立ったことがあった。

自分は色々驚いたり感動したりしてるのに、もっと感じろと言われても、、と戸惑った。

今、自分の子どもたちを様々な場所に連れて行き、あの時の伯父のもどかしさ、歯がゆさがよく分かる。

何で目の前の見るべきものを見て、感じるべきものを感じないのだろうか?と思えてしまうことがある。

実際は、心が動いていることなど外から見えないことも多いのに。

親の心子知らず、とばかりに

見てるんだか、見てないんだか

感じているんだか、感じていないんだが

手ごたえの無さについもどかしくなってしまうのだ。

実は心の奥では何か動いているのかもしれず、その後も長く自分の中に影響が残っていくのかもしれないのにね。

高校時代の自分のように。

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