お母さんも閉店します

夜、布団に入った後も3きょうだいは、うるさい。
「マ・マー、かゆい〜」
「ママー、明日の宿題やったっけー?」
「ママー、喉かわいた〜」

そんなの知らんがな〜。

いつまでも
何だかんだと呼ばれる時は

おやすみ〜と言って
子ども部屋の前で

「ほぉた〜るの光〜♪窓の雪〜♪」

と歌いあげ

「お母さんの〜本日のぉ営業は終了しました。

またのご利用をお待ちしております」

とアナウンスし

「ガラガラガラ〜」とシャッター閉めて

去ることにしている。

業態転換

3人と雑魚寝しながら

夜中も乳を提供していた

24時間営業のコンビニエンスストアから

閉店アナウンス流れる百貨店へ。

お得意様用裏口から

「怖い夢みた〜」とか
「吐いた〜」という

夜中の来客が時折あるけど。

それでも、細切れ睡眠じゃない生活は有り難い。

コンビニ母時代には
寒い朝、細切れ睡眠で保育園送って出社。

意識朦朧、この生活が永遠に続きそうで
更に気が遠くなったこともあったけれど、、、

実際には永遠に続かなかった。

今まさに、
コンビニ営業中のママたち、お疲れ様です。

百貨店への業態転換の日は、思うよりは近いかもしれない。

蛍の光を練習しながら、その日を待とう。

それまで
寒さも眠さも上手くしのげますように。。