それは「いじわる」じゃないかもしれない。

高学年になり反抗的な娘。
多感なお年頃なのだろうが、面倒くさい。

同級生や弟妹やらの言動にも、何だか過剰に反応してる感じ。
5年、6年の教室のぞけば、そんな感じの子どもたちであふれている。
年齢的なこと以外にも要因はあるのだが、高学年フロアは、即反応するアンテナ立てた子どもだらけだ。一触即発のや〜な感じ。

判断保留

でもな、
だからこそ
相手の行動がちょっと変だからと、
即、悪意ある「いじわる」認定してると、色々間違うぜ〜。

と言ってみたけど、娘は「フン」てな感じ。
母の愛ある助言なんて、聞こえやしないんだよ。ま、そんなもんだけど。

愛だよ愛

娘ちゃんが、まだ小さかった頃かなぁ、
雪がチラチラ降り始めて寒い日があったんだよ。
パパの帰りが遅いから、ママは娘ちゃんと先に寝たんだけど、凍えて帰ってくるだろうと思ってパパの寝る部屋に暖房付けといたの。

物音で目が覚めて、起きたらパパが帰って来ていたんだけど、
ママさぁ、間違って冷房付けてたんだよね〜。
パパの寝る部屋さぁ、キンキンに冷えてたの、アハハハハ。

これなんて一見さ「いじわる」じゃない?ほーんと愛って伝わりにくいよね〜。

娘「・・・。」

わざとじゃないのよ

それとさ、
ママだって朝忙しいのに、パパのスーツにアイロンかけて置いといてあげてさ、
友達くんママに「みなこさん、昭和妻」とか言われてたじゃない?
でもスーツの上下違うの出しちゃって、パパにそのまま着せてだしたこともあるからね〜。

夏だから、上着を会社に置いて打ち合わせ行ったからセーフだったとパパ言ってたけど、まぁ、セーフじゃないわなー。これまた一見、軽く「いじわる」でしょ?

娘「・・・・・・。なるほど、よく見極めてみるわ・・・。」

「しかし・・・パパも・・・大変だね…。」

「も」って何じゃ!

という具合に、
目の前の行動だけじゃ
相手の気持ちも意図するところも
判断できないこともある、と
理解した…..かもしれない娘。

愛は伝わりにくい・・・。

あ?あたしのせい?