子どもの見てるものなんて見えない

街中で、駅ビルの中で

学校や家などから

逃げて来た子どもを

見つけて声を掛けたことが

4回ある。

見えない

手ぶらで挙動不審だったり

やたら薄着だったり

その時間帯と場所では浮いている存在だったり

自分には

すぐに目につくのに

周りを歩く他の大人たちは

子どもには目もくれず

通り過ぎて行く。

見える

初めは不思議だったけれど

猫好きの友人と街を歩くと

そこここに猫、猫、猫。

街中にこんなに猫がいたのか

と自分の見えてなさに驚く。

人は見たいものしか見てない

とか

共に同じ場に立っても違う景色を見ている

とか言うけれど

見えているものが

ひとりひとり違うんだね。

見えない

広告丸めて作った

無駄に完成度の高い剣で

しゅっしゅっ

と効果音出しながら

何者かと戦う息子(小6)

私には見えない敵から

今日も我が家を守っているのだろうか…。

子どもの目に何が見えてるのか

わからないなら

親に出来ることなんて限られてる。

ただ祈るくらいだ。

宿題そっちのけで戦う

息子のことも見なかったことにして(笑)

祈っとくよ。

フォースと共にあらんことを!