自分のことを自分でやれる子どもにする方法

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photo credit: Funky64 (www.lucarossato.com) via photopin cc

忘れ物
上履き片手に、髪振り乱しスーツ姿で校門に走りこむ母。
そう、それは、今日の私です。
息子(6)の入学式、年子で昨年に続き二回目となると緊張感ゼロ。
忘れましたよ、息子の上履き。
ママ友に指摘されて、慌てて家までダッシュ。
初めて入学する息子は緊張した面持ちで、桜咲く校門の下で待つ。
上履きを受け取り、
ありがとう、といいながら、息あがる母の顔をじっと見ていました。

頼りにならない親
ダッシュで乾いた喉を気にしながらも
「よし!きっと、これで息子も自分の時間割は自分で揃えるだろう!」
と微笑む母。
予定より早く、「自分のことを自分でやる子にする方法」を実践してしまいました。
もう、母は頼れない、と思うと自分で自分のことをやるようになるんだよね。
自分でやるしかない、と思うことが自立への第一歩。
おめでとう!息子くん(笑)
娘も入学以来、一人で時間割を揃え、自分で明日の用意をして登校している。
「だって、ママに頼むと何か間違えそうだし…」
当たっています!

お名前書き
そんな母も時には母らしく。
保護者会で担任の先生が
「お名前のない文房具の落し物が増えています。お子さんの持ち物を確認して名前が消えていたら、書き直してください」
とおっしゃるのを聞き、すぐ娘の筆箱をとりだし、名前の書いてない消しゴムに大きく記名!もちろん油性ペン。
得意げな母「お名前かいてあげたからね!」
娘「あ、それ先生に借りた消しゴム!」
母、大慌て。
指で油性ペンをゴリゴリこすって、お名前を消して、先生に謝って笑われてしょぼーん。
その様子をじっと見ていた娘。
以来、すべての名前つけは、自分でやっています。

「自分のことを自分でやれる子どもにする方法」
さぁ、今日からすぐ実践できる「自分のことを自分でやれる子どもにする方法」
方法は簡単。
できない親だということを、そのまま子どもに見せること。
親子揃ってできない、やれない場合は、とりあえずそのままに。
自分が不便だったら、自分でやるようになるんだよね。
できる親、な人は、頑張って「できない親」を演じてみましょう。
子どもが自分で自分のことをやってくれると、母も自分の時間が出来ます。
時間ができたら、お茶でも一服。。。
私は、会社に行く前の忘れ物チェックしてるけどね…。