集中力への認識、と学級崩壊。

常に、帰りの会が終わるのが、遅いクラスがある。

廊下では隣のクラスの子どもが一緒に帰る友達を待っている。

複数年度にわたり在学していたら、誰もが気づくことだが、実は、帰りの会が遅いクラスがあるのではない。

帰りの会が遅い先生がいるのである。

担当する子ども達が変わっても終わるのが遅い。

授業中に落ち着きの無い子や課題が遅れている子の休み時間を奪う先生方と、帰りの会が遅い先生方はほぼ同じである。

そういうクラスは、いつも徐々に荒れていく。

学級運営の上手いベテランの先生方のクラスは、サクッと終わる。授業中に落ち着きのない子どもを、休み時間に外遊びに誘い共にドッジボールやサッカーをしたりしている。

全ては、子どもの集中力を保てる時間が短い、ということの認識の有無による。

荒らしたいと思って自分のクラスを荒らす人はいないはずである。

集中力への認識を持てたら、先生も子どもも楽になる人増えるのにな。