「花のち晴れ」のターゲットに

火曜日の夜は、夜更かしデーとなってしまった。

ドラマ「花のち晴れ」を3きょうだいで観ているから。

長女(中2)のクラス皆が見ていて大盛り上がりだそうで、

つられ見の長男と次女までが毎回観ている。

3人が楽しそうに観ていたので、私もスマホアプリで追いかけ視聴。

一昔前に流行った漫画のドラマ化「花より男子」の舞台を借り、主人公を変えた続き物である。

大金持ちのイケメン2人に言い寄られる貧乏な女の子の話、とまとめたら娘にもファンにも怒られるだろうが、前作も今作も基本のストーリーは同じ。

そうか、、、そういうのが今もJCの間で流行ってるんだ、、など色々思うところもあるが横に置く。

私は、「花より男子」アーカイブを今年見た完全なモグリだが、リアルタイムで見ていたママ友も多い。

ママ同士の集まりで「花より男子」と「花のち晴れ」の違い等を話しだしたら大盛り上がり。

これは・・・と思って、twitterを見ると、そこには若者の感想以上に「花より男子」を見ていた世代の想いが溢れていた。

前作の「花より男子」の登場人物が、十数年ぶりに登場した場面への熱狂ぶりも凄かった。

「こえだちゃんの木のおうち」という自分の幼少期に流行った玩具が再販された時、懐かしがるお母さんが子どもの為に購入するので大人気!というニュースが流れていた。

二世代、三世代をターゲットにするという手法は全く新しいものじゃないけれど

自分たちがターゲットにされるのを「やられましたねー」と見るのも時に面白い。

主人公が所属するアイドルグループの歌う主題歌に

「やがてシンデレラガール 魔法が解ける日が来たって

いつになっても いくつになっても 僕は君を守り続ける」

という歌詞がある。

ふーん、こんなのJCとかJKには響かないだろうから

やっぱり最初から前作ファン世代もターゲットなんだろうね、

と娘と話しながら

魔法が解けたかぼちゃを煮込む魔法が解けたお母さんです。