本屋さんが好きだ。

本屋さんが好きだ。

子どもの頃から良い思い出しかない。

学生時代は古本屋や専門書店にせっせと通った。

子どもの本の専門店で働いたこともある。

子どもが生まれてからは一緒に通った。

仕事で疲れた時は、本屋さんを一周してエナジーチャージしてから保育園のお迎えに行った。

暇な時も本屋さんに行った。

忙し過ぎる時も本屋さんに行った。

反抗期の子供にイラついて家出する先も本屋さんだ。

なにかを探している時も

なんにも探していない時も

本屋さんに行く。

悲しい時も嬉しい時も本屋さんに行く。

引っ越す時は、近所に本屋さんのあるところに。

居並ぶ本に森林浴のように癒されて

個性的な棚がインスピレーションの素となる。

今でもいつでも隙あらば本屋さんなりたいくらい

本屋さんが好きだ。

春分の日の愛の告白。