「パパとママ」と「男と女」のさじ加減

「うちは、パパとママがイチャつき過ぎて

家の居心地が悪い」

と言っていた友人は早くに独立した。

両親が

「親」であるより「男女」であることを

優先するのは日本以外じゃ当然のこと

だから皆早くに自立する、と

アモーレの国の友人は言う。

一方

日本に多いとされる

パパママと子ども、という

子ども中心形態の家族で育った私は

実家の居心地が良過ぎて

結婚するまで

ダラダラ実家暮らしだった。

夫婦間の「パパママ」成分と「男と女」成分

の比率は

子どもの自立や独立に大きく関わるようだ。

ハーフの友達が多い次女(小3)は

「◯◯ちゃんや△△ちゃんのうちは

パパとママが朝からちゅーしてるってよ、

うちは、しないのー?」

と訊ねる。

気付けば、我が家も子ども中心の

「パパママ子ども」形態ファミリーだ。

朝の挨拶にチューしないしね。

追い出し作戦

別にいいんじゃないの〜と思っていた。

ついこの間までは。

長女(中1)が反抗期のくせに

「あたし、居心地いいし〜

ずーっと実家にいようかな〜」

と突然言うまでは。

驚いて前後の文脈は忘れた。

「えーーー!やだよーーー!出てけよーー!」

と言ったけど

ふふふふ、と

不敵な笑みを浮かべて

娘は去っていった。

仕方ない、こうなったら

明日からイチャついて、

朝のチューでもいたそうか、、、。

いちゃいちゃ。