学校にICT化の波が来たら、子どもの為に親ができること

「ママ〜、学校でタブレット配られるんだってー」

学校でICT(情報通信技術)教育の導入が始まり

子どもたちにタブレットが配られはじめたら、

親ができること。

それは、新しい事に取り組むバタバタの大人達を応援することだ。

文句はチャンス

タブレットが配られだした子どもらの学校を覗いた。

「うちのクラスだけまだ配られない〜」

「設定する人が間違ってばっかりなんだよ〜」

「自由に使わせてくれない〜」

子ども達の期待が大きい故の文句だろう。

その時、我々大人に訪れるビッグチャンス。

「新しい事を始める時は、大人もバタバタするんだよ。バタバタしたっていいんだよ。

新しい事に挑戦したら、失敗もするし

失敗したら、またやり直せばいいんだよ。

色々試していいんだよ、

誰かがバタバタしてたら応援すればいいんだよ」

新しい事を始める時、失敗したってバタバタしたってOKなこと、を知るチャンス。

誰かの挑戦も失敗もOKだよ、と応援力をつけるチャンス。

それは、子ども達自身が

挑戦して失敗しても何度もやり直せる社会を

作るチャンスでもある。

公園色々

美容院で髪を切っている時、隣のおば様のお喋りが聞こえた。

「タブレットなんか配るより公園つくればいいのにね〜」

リアル公園も良いけれど

常にアップデートされ続ける

世界に生きて行く子どもらに

新しい環境を、ツールを手渡すことは

心の中に広々とした公園を作るようなものだ。

文科省が

ぎりぎり最低限の「学校におけるICT環境整備」の基準を示したことで

学校のICT環境の整備が進むだろう、

というか各自治体に進めてほしい。

学校のICT化がなかなか進まぬうちに

家庭のICT化は急速に進んだ。

それに伴い、子どもたちのICT環境とICTに関わるリテラシーの差が

開いて行くのを日々肌で感じてきた。

今、どの子にもチャンスがあることが

とても大事だ。

バタバタイェーイ

自分の子どもの学校にICT化の波が来て

みんながバタバタしていたら

「いいね〜♪ 新しい事を始めるバタバタ。イェーイ」

と子どもに言おう。

波がザブザブ行き渡るように。

バタバタ、イェーイ!