美術館デビューにもオススメ。花も団子も楽しめる「花*Flower*華-琳派から現代へ-」@山種美術館


お天気のG.W初日。

一日中、野球三昧の息子を置いて
女子チームは、のんびり山種美術館へ。

これが、想像以上に素晴らしかった。

開催中の「花*Flower*華-琳派から現代へ-」。

江戸時代から現代までの

「日本美術に描かれた梅、桜、牡丹、薔薇、百合、紫陽花、朝顔、菊、桔梗、水仙、椿などの代表的な花」

を集めた、とても華やかな展示だ。

題材が、花。
子どもが日頃から親しんでいるポピュラーな花ばかりなので、

日本画を観慣れていなくても、抵抗なく鑑賞できる。

みたいように

緩急ある作品の並びや丁寧な解説

牡丹だけ集めた小部屋など

大人心も子ども心も
惹きつける工夫に満ちている。

中1の娘は
花にまつわる物語や作品の背景についての解説を
丹念に読みながらじっくり一人鑑賞。

小3の娘は
全体をぶわわっ〜と回って

「気に入った作品あったよ」と
三作品ほどに絞ったお気に入りのところに
私を引っ張って行き、それだけじっくり鑑賞。


(撮影OKな作品が一作品あったのでパシャリ)

小さな美術館なので
じっくり鑑賞する姉を
じっくり鑑賞しない妹が待てる程度の時間差。

この子どもも飽きない手頃な展示スペースも
気軽に子連れ鑑賞出来るポイントの
ひとつ。


一階のカフェでは
展示の作品をモチーフにした和菓子が頂ける。

菓子のモチーフになった作品の
タイトルの横には、椿のハンコがあって…

スイーツ大好き娘(小3)は
気に入った作品の鑑賞を終えると
早々に
椿のハンコが押してある五作品に絞って鑑賞。

どの作品が一番美味しそうかを作品の前で
熱心に考えていた。

作品の前で想像していたものと
カフェで見た
実際の菓子ではイメージが違うものもあったようで、、

結局、最初に「気に入った作品」を注文。

山口蓬春《梅雨晴》の朝露とあじさいを
モチーフにした「朝つゆ」(梅酒風味錦玉羹.白餡)。

帰路、娘らは

「ママ〜美術館って楽しいね〜♪」

と飛び跳ねていたが

美術館って「美味しいね」の間違いかも?!

目にも舌にも美味しい

楽しい美術館。

カフェは有料だけど
中学生以下は入館料無料。

子連れでも華やげます。

おすすめ!

開催中の「花*Flower*華-琳派から現代へ-」

会期は、2017年4月22日(土) ~ 6月18日(日) 。

@山種美術館
〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36 TEL:03-5777-8600 (ハローダイヤル)