自分が伝えるから、伝わる人へ

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なぜ、皆おなじことを言うのだろう、
もう書かれたことではないか、もう話されたことではないか、という
苛立ちを感じていた。
ここ最近。
おろかだねぇ。ま、実際、ほんと愚かものなワタクシなんだけど。
仕事やら家のことやら、何だかうまく回らなくて、手っ取り早い解決の糸口みたいなのを求めちゃって焦ってたんだな。
〈チャンネル〉
世界の全ては、既存の物の組み合わせだとか、全ては模倣だと言われているけど、
世界はたくさんのチャンネルを用意しているのだ。
突き詰めれば、みな同じことを言ってたとしても、
成功した実業家が言うから伝わる人がいる、倒産した社長が言うから伝わる人がいる、
幼い子を持つ母親が言うから伝わる人がいる、走り出したばかりの若者が言うから伝わる人がいる、
子どもが言うから伝わる人がいる、村の長老が言うから伝わる人がいる・・・。
本や新聞に書かれているから伝わる人も、ブログに書かれているから伝わる人も、口頭で話されるから伝わる人も・・・。
全ての人が「自分が伝えるから、伝わる人」を持っている。
この伝えるというチャンネルを開いていくこと、それが生きるということなのかもと思う。
〈あなただから〉
今日もまた、病とたたかう友よ、
あなただから、
あなたからのメッセージだから、
今日一日を、このいのちを
目の前の小さないのちを、
ほんとに大切にしよう、
と心から思えるよ。
そして
自分が伝えるから伝わる人に
淡々と、淡々と
伝えていこうと
思ったよ。